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現在の展覧会



Across dimensions
curated by 芦立さやか


2010年1月15日 - 2010年2月27日

アーティスト: フランシス真悟、水越香重子、梅沢和木
キュレータ: 芦立さやか

アーティスト・トーク:1月15日(金)午後3時から5時
オープニング・レセプション:1月15日(金)午後6時から8時
イセ・カルチュラルファンデーションでは、キュレーター芦立さやか氏によるグループ展覧会「Across dimensions」を開催致します。

Across dimensions 展は、二次元である平面をその表現手段として選びながら、四次元を志向する平面表現について考察する展覧会です。
現在私たちが目にする映像;映画やドラマ、Music Video, CMなどのほとんどは、コンピューターを使ったデジタル編集によって作られています。これらのデジタル編集はノンリニア編集とも呼ばれ、フィルムやテープの編集に比べて、カットアンドペーストをはじめとする編集作業を格段に簡易化しました。それにより制作者がより自由に編集を行うことが可能になった結果、今では逆回転やスローモーション、反復など、現実の世界では起こりえない時間軸を持つ映像があふれ、私たちもそれらの映像を通してさまざまな時間のあり方を日常的に経験していると言えるでしょう。この展覧会では、このような現在の私たちの時間感覚にスポットをあてています。
この展覧会では特に、映像などの時間軸を持つ作品ではなく、平面作品でありながら四次元である時間、とりわけ、このような自由な時間のあり方を表現する作品たちを紹介します。
今回展示をする3人のアーティストたちのとる表現の手法はさまざまです。しかし共通しているのは、彼らがフラットな平面上に時間という四次元の要素を取り込んでいることです。そこには、アーティストそれぞれが意図するタイムラインの交錯によってうまれる、時間の『歪み』もはらんでいるように見えます。
過去や未来を自由に行き来しながら、平面上に配置された時間。このような平面表現は、デジタル技術の発展とともに変化していく新しい時間感覚を多く目にしている私たちが慣れ親しむ昨今だからこそ生まれた、新たなリアリティの一つをあらわしていると言えます。平面作品という二次元の上に展開されたアーティストたちの世界はその時空を広げ、あらたな次元を見つけるきっかけを私たちに与えてくれることでしょう。


この展覧会は、フレッド・ニコラス氏、GALLERIE PARIS、イセ・カルチュラルファンデーションからの援助により開催されます。

イメージ: 梅沢和木、題 「neo-X-death」、2009年、インターネットからの画像を印刷した紙、1820×2430mm

 PR-Across dimensions (E).pdf
 PR-Across dimensions (J).pdf