プッシュ・ミー プル・ユー

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2006年5月12日 – 6月24日

キュレーター: Carolyn Monastra(キャロリン・モナストラ)
アーティスト: Betsy Andrews(ベッチー・アンドリューズ)、Peter Fox(ピーター・フォックス)、Madeline Djerejian(マデリーン・デジャラン)、Jane Doe(ジェーン・ドー)、Christine Callahan(クリスティーン・カラハン)、Veronica Cross(ベロニカ・クロス)、Callie Hirsch(カリー・ハッシュ)、Jeanne Mischo(ジーン・ミッチョ)、Derek Bermel(デレク・ベーメル)、Will Eno(ウィル・エノ)、Andrew Russo(アンドリュー・ルッソ)、Wendy S. Walters(ウェンディー・S・ウォルタース)、Steve Robinson(スティーブ・ロビンソン)、Tomas Ramberg(トーマス ・ランバーグ)


オープニングレセプション:5月12日 (金)午後6時から8時まで
キュレーター&アーティストトーク:6月8日(木曜日)午後6時から8時まで

ニューヨークのソーホー地区にあります、イセ・カルチュラル・ファンデーション・ギャラリーでは、2006年5月12日から6月24日にかけて、展覧会 キュレーターのキャロリン・モナストロによる展覧会『プッシュ・ミー プル・ユー』を開催致します。展覧会『プッシュ・ミー プル・ユー』では、普段は一 人一人で活動するそれぞれのアーティスト達が、ペアを組んで作成するユニークなコラボレーション作品を発表し、コラボレーションを通した、お互いの作品へ の介入、自我の抑制、そしてまた衝突という作成過程、そして協調や革新的達成に焦点を当てた、展覧会となっています。

ベッチー・アンドリューズのポエムとピーター・フォックスのデジタルアートはアブ・ガリ ブでの拷問について書かれたイーメイルのメッセージをヒントに反戦作品を創っています。長い間の友人同士であるクリスティーン・カラハンとベロニカ・クロ スの写真に写るバナーのプロジェクトは、記憶や喪失、欲望、という、彼女達個人の作品にも固有であるテーマを用いています。マデリーン・デジャランと ジェーン・ドーの警備員の訓練のイメージのスライドショー作品は、その支離滅裂な警察の無線機の音が、現代の真の安全性について問いかけます。

国際的に有名な音楽家であるデレク・ベーメルは 話し言葉を統合し、劇作家のウィル・エノと、フェッチという作品を創りました。その9分の作品はピアニス トのアンドリュー・ルッソの形而上的な瞑想と共に演奏され、その構成にウェンディー・S・ウォルタースのポエムが起用されています。スティーブ・ロビンソ ンとトーマス・ランバーグのパターンの繰り返されるウォールペーパーのインスタレーションは、催眠術の恍惚な状態を引き起こし、古い心理学の本がヒントと なったテキストが利用されています。

展覧会『プッシュ・ミー プル・ユー』では、それぞれのアーティストのコラボレーションの意図は違っていますが、コラボレートによる、パートナー・アー ティストの制作過程やものの見方、そして、互いの自我や独自の制作方法を抑制した相手への介入が、思想の分解や混乱を自由に放ち、同時に新たな物の見方を 繰り広げます。

Image:Christine Callahan and Veronica Cross, I’m Coming Home, 2006, 30 x 40″, chromogenic print.

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