now see here

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2010年4月21日 – 5月21日

アーティスト: エリカ・ハリス

イセカルチュラルファンデーションのフロントスペースにおいてエリカ・ハリスによる展覧会「now see here」を開催いたします。

「私はコラージュのアーティストで、子供にアートを教えてもいます。近年はマケドニア、エルサルバドル、ブラジル、ミャンマー、ラオス、インド、またブ ルックリンなど各地でプロジェクトを行なってきました。このようにいろいろな場所に住むことは私の作品に深い影響を与え、子供との共同作業は非常に価値あ る交換といえます。アートを彼等とその環境との関係を解釈する道具として使うことによって、雄弁で普遍的な視覚的ボキャブラリーを私に与えてくれているの です。
英語を話さないコミュニティとの共同作業は、私の作品の内容をも、特に私と言葉の関係という意味において、形作ってきているといえます。私は記事を作品に 使うのが好きで、印刷された言葉をひとつの視覚的パターンとして使います。そしてしばしば言葉と絵がどう交換可能なシンボルであるかを表現します。旅行中 に私は様々な種類の印刷物を集めることに集中し、古い子供用の百科事典や墓石の文字を紙に写し取ったもの、薬のラベルといったはかないものを収集します。 そして見つけたものを私の作品の物語に組み込んでいきます。これらの国々は長年の戦争と貧困によって大きな損害を受けており、日常生活と普通の物がどのよ うに破壊、移民、カオス、生存と損失と関係しているかについて私は感銘を受けるようになりました。非常に世俗的なものが安全や避難所のシンボルであった り、同時にそれが戦争の遺物であったりもします。私が家、水、靴や鳥といった単純なイメージに惹き付けられ作品に使うのはこのような関係からなのです。作 品の物語を作るために捨てられた素材を混ぜ合わせることは、祭壇を作るようなもの、または直すことを必要としている人や場所やものに避難所を提供するよう な行為なのです。」
エリカ ハリス
http://www.ericaharris.org

イメージ:「Basin」アクリル、コラージュ、糸、22″ x 24″

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