運命の暗示

111

2010年9月8日 – 10月2日

アーティスト: ジャスティン・ウォルドステイン


オープニングレセプション9月17日午後6-8時
*レセプションは展覧会初日とは異なります。

イセ・カルチュラルファンデーションでは、ジャスティン・ウォルドステインの個展「運命の暗示」を開催致します。

飛び、跳ね、動く身体の夢のような光景、やがて死ぬ運命にあることを暗示するはかない一瞬。いたずら電話、苦悶にゆがむ受取手。網膜の上の酸火傷のような 赤さ、神秘的な訪問者の不鮮明な記憶。実際の人物、写真、コマーシャルの画像やコミックをもとにドローイングを描きながら、ジャスティン・ウォルドステイ ンは陽気さと絶望の瞬間を、ガッシュ、水彩絵具、コンテを使い流動的なストロークで、人の姿の美しさともろさを表現します。最小限の線と最大限の白い空間 を使い、ウォルドステインは原型的であり奇妙なものをまわりから拾い上げて伝えるのです。彼の描く顔は特に誰とは限定出来ないものである事が多く、また例 えば母と子といった見慣れた対象に意外で不自然な色を使うことによって情緒的になることを避けています。2人の子供はジャングルジムから飛んでいるのか、 それとも山火事から逃げているのでしょうか?
風雨にさらされた木のパネル、皺になったキャンバスなどウォルドステインの作品の表面はいつも彼の画法に不可欠です。この展覧会では紙の作品をガラスの間 にはさみ、荒い縁を保護し自然の状態を保っています。彼のドローイング・ブックは、しばしば地下鉄での観察をもとにガッシュを使って1ヶ月、ニューヨー カーの日常を描き、見知らぬ人の行列から出会っては消えてゆくはかない遭遇を記録したものです。

イメージ:「逆立ち」2007、紙にガッシュ、コンテ、12″ x 16″

111 222 333 444 555