108 (ワン・ハンドレッド・エイト)

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2003年11月14日 – 2004年1月10日

キュレーター: 池内 務氏(レントゲンヴェルケ、東京)
アーティスト:あるがせいじ、大久保あり、太田三郎、小川信治、岡本光博、小谷元彦、笠原出、加藤万也、桑島秀樹、笹口数、佐藤勲、篠田太郎、須田悦弘、田中偉一郎、谷山 恭子、玉井健司、中ザワヒデキ、中野渡尉隆、中村哲也、中山ダイスケ、長塚秀人、長谷川ちか子、八谷和彦、平井武人、藤田淳、藤原隆洋、藤芳、ふるかはひ でたか、眞島竜男、三井孝明、ミヤタケイコ、やなぎみわ、ヤノベケンジ、ヤマダヒロシ、山本基、吉水浩、吉本作次、渡邊英弘(38人、50音順、敬称略)


オープニングレセプション11月14日 金曜日 午後6時から8時まで
利酒パーティー1月10日 (土)午後6時から8時まで(入場無料)

東 京、六本木の画廊、レントゲンヴェルケのオーナー兼ディレクター池内務氏のキュレーションによるこの展覧会は瀬津巌氏執筆の「掌の美」の持つ精神をベース に、コンセプト制限をせず、サイズのみの限定を行ってそこに作家の精神を凝縮しようとする試み「掌(たなごころ)」展を一段進化させるものです。

タイトルの「108」は仏教における人の煩悩の数を指し示しています。
キュレーターの池内氏は、盆栽や俳句といった「縮みの美学」ともいえる日本人の美に対する感性、また古美術、茶道美術の世界において作品を素手で撫で回す といった行為から、信仰の対象から発展したイコンとしての美術をその原点とする西欧美術と、道具の装飾をそのはじまりとする日本美術の根本の決定的相違に 着眼。108つの煩悩の筆頭とも言うべき「貪欲」は、根本をキリスト教文明に求められる資本主義社会においてはひとつの美学と捉え、展覧会「108」は日 本人の「モノ」に対する独特の欲望≒煩悩≒美学を表現すべく、西欧文明の欲望≒煩悩≒美学の場、世界最大のマーケットともいうべきニューヨークに持ち込む ことにより、より際だたせようと企画されました。

この展覧会はタイトルのままに108個の様々な美術品や道具、工芸品、あるいは電子機器、日用品といった「モノ」によって構成されており、全て日本におい て、あるいは日本人の手によって作られた掌に乗る小品によって構成され、また作品のサイズも108x108x108mm以内におさめることにより、この展 覧会の成立を強化しようと考えられています。

評論:The New York Times, January 2, 2004 by Holland Cotter

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